子どもの視力回復にオルソケラトロジーは効果ある?1年試した正直レビュー

1年前に子どもがオルソケラトロジーを始めました。
「寝ている間にレンズをつけて、昼間は裸眼で過ごせるなんて本当に大丈夫?」と半信半疑でしたが、実際に1年間続けてみて感じたことを、赤裸々にまとめます。
習慣にしてしまえば毎日は簡単
正直、思ったよりも「毎日つける・外す」は簡単でした。
夜は歯磨きの後に装着 → 朝は子どもが自分で外してケースに入れる → 私が洗浄、という流れで落ち着いています。

場所も取らないし、コンタクトの洗浄もわりとズボラでも大丈夫。私は水でジャーっと流して洗浄液につける程度ですが、炎症を起こしたことはありません笑
本当は洗浄液をレンズに垂らして、30秒ほど擦ってから、綺麗な水で流してから保管と教わっています。
トラブルもゼロではない
もちろんトラブルもありました。
- 目やにが増えたときはアレルギー用の目薬
- 目に傷がついたときは3種類の目薬を1日3回、しかも5分間隔で差さないといけなくて大変(2週間続けました)
- 成長期のせいか度数が合わなくなり、1年で交換

特に「無料の交換期間」と「傷の治療期間」が重なったときは焦りました。
レンズのお手入れ自体は定位置を決めておくと習慣化しやすかったです。
裸眼で1.2の視力に
効果はしっかり実感できています。
裸眼で1.2まで見えるようになり、学校生活も日常生活も不便なし。
特に運動のときにメリットを感じます。息子は運動が大好きなので、メガネの煩わしさがないのは大きいです。ドッジボールでメガネが壊れる心配もなくなりました。
子ども本人も「メガネよりいい」と言っています。ただ、高額な治療をしているありがたみは…今のところあまりわかっていない様子です(笑)。
費用と負担
初期費用は別として、1年間のケア用品は約1万5千円ほど。あとは目が傷ついた時の目薬が自費でした。
正直、値段が高めの週1回や数週間ごとにやる強い洗浄液を使うケアをサボりがちなので高めの洗浄剤の減りは遅いです(笑)。
親の負担としては、眼科が3か月ごとなのでそこまで大変ではありません。日常の手間も習慣化すればそれほど負担には感じません。ただし、目に傷ができたときだけは本当に面倒でした。
今後も続ける?やめる?
小学生のうちは続ける予定です。
日中のコンタクトだと、落ちたときに子どもが対応できないと思うからです。
ただ、中学生以降は普通のコンタクトに切り替えるかもしれません。費用や手間と相談しながら、普通のコンタクトレンズとのコストを比べて判断する予定です。
まとめ:こんな子にはおすすめ、こんな子は注意
1年間やってみて感じたのは…
- おすすめな子:運動が好き、メガネが邪魔に感じる、習慣化できるタイプ
- 注意が必要な子:目に傷がつきやすい、こまめなケアや目薬が苦手
無料交換のタイミングとトラブルが重なると大変ですが、それ以外は快適に過ごせています。
📌 親として正直に言うと、「メガネでもいいのかもしれない。でも、息子の性格にはオルソケラトロジーが合っていた」と思います。運動も勉強も裸眼の快適さがある分、やってよかったと感じています。